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2013年8月、宜野座村のキャンプハンセンにアメリカ軍のHH60ヘリが墜落した事故を受け村は13日、中断していた基地内ダムからの取水再開を検討するため現場への立ち入り調査を行いました。
宜野座村では、2013年8月の墜落事故以来、機体から有害物質が出た可能性があるとして基地内の大川ダムからの取水を止めていました。今回の立ち入り調査は取水の再開に向け行われたもので、村では6月に現場立ち入りをアメリカ軍に申請していました。
13日、現場には當眞村長をはじめ村議会議長や宜野座区長など5人が調査に入り土壌が入れ替えられ緑化されているかなど原状回復措置の最終確認を行いました。村では、この調査後に会議を開き現場の処理がなされていて有害物質が出てくる恐れはないと判断し、13日から大川ダムの取水を再開することを決めました。
宜野座村の當眞淳村長は「取水再開まで1年以上かかった。地域住民に影響を及ぼすアメリカ軍による事件・事故については迅速に調査できるよう地位協定の見直しが必要だ」と述べました。