沖縄の夏自慢といえば、青い海と白い砂浜県外の人なら、青い海で遊ぶことこそ、沖縄の夏自慢とお思いでしょう!ところが、地元は・・・!
地元の男性「海では泳がないですね。泳ぐのではなくて、ビールを飲んでお肉を食べるという形」
そう!地元が推す沖縄の夏自慢!それは!
20代女性「ビーチパーティ」
20代男性「ビーチパーティ」
30代男性「鞄一個で集まってお腹いっぱいになって帰るみたいな」
20代女性「夏になったら毎日・・。」
毎日やる人もいるというビーチパーティ。
中川記者「その正体はこちら。いぇーーい」
地元でビーチパーリーとかビーパーと呼ばれる「ビーチパーティ!」それは、この時期、ビーチに人々が集まって白い砂浜に、青い海という最高のロケーションをバックに仲間や家族で親睦を深めあうというもの。では、本当に、県民は、こ〜んなに綺麗な海が目の前にあっても、泳がないのか、観察してみた!
カメラを置いて1時間。海に向かう人が、ほとんどいませんが。おっと!泳いでいる人発見!と思えばえ!!Tシャツ??ん!!普段着?
泳いでいる人達「(QなんでTシャツなんですか?)日焼けするので、日光強いので。皮むけるでしょ。」「Tシャツでしか入らない。焼けたら暑いし痛いし。沖縄の人はみんなTシャツ!(Q砂まみれですけど大丈夫?)ふつうふつうふつう!」「泳ぐのは二の次だと思いますね。」
戦後入ってきた、アメリカのライフスタイルと、絆を大切にする沖縄の人々の生活様式が混ざり合って生まれたとも言われるビーチパーティ。すっかり定着している沖縄では調理道具や、食材など、全て用意しているビーチも数多くあります。
ビーチパーティをしている人達「基本的にビーチがこういうBBQセットとかを用意してくれるので(県外だと)逆に準備をするんですかっていう、びっくりです。」「気軽にくるところなので、かたく計画立ててこようじゃなくて、明日あるからよーくらいの感覚なので」「本当は明日だったんですけど、台風だから今日行くかってなって急にきまって。やりたい時にやるみたいな。」
かなりお手軽な様子のビーパ。もしかして・・・私1人でもできちゃうのでしょうか。
サンセットビーチ渡慶孝幸さん「(Q一人でビーチパーティやりたいんですけど、できますか?)1人でですか!一応可能ではありますけども・・はい。(Qちなみに今まで一人でされた方はいらっしゃいました?)今のところはお客様が初めてです。」
ビーチパーティはやはり、大勢でやるのが一番のようです。
サンセットビーチ渡慶孝幸さん「(今まで)最大は1000名越えるようなBBQをご案内しております。」
そう!ビーチパーティの魅力は、誰とでも、何人いても仲良くなれること。
県外出身者「沖縄きたら誰でも友達だって感じで、すっと集まって楽しもっていう感じに作ってくれるので。」
女性「自分の知り合い、自分の知り合いで集まったメンバーでやって、みんなで知り合いになろうっていうところが楽しいところですかね。」
沖縄県民が愛してやまないビーチパーティ。仲間同士で始めたものが、やがてそれぞれが家族を持ち、その子どもも加わって輪が広がり、絆も深まっていくのです。
30代男性「ビーチパーティ、BBQは男の仕事ですからね。日頃はかみさんに任せっぱなしですからね。」
30代女性「高校の時と今って生活が変わってるので、今になっての子育てのこととか、結婚生活のこととか色んな話しましたね。沖縄の夏の始まりっていう感じなので。」
ビーチパーティ。きょうもまた、沖縄のどこかのビーチで絆を深めている人々がいます・・・。
くれぐれも飲んだあとに海には入らないでください。・管理組合によって管理されているビーチでは、調理道具や食材だけでなく、調味料やお皿・割りばしなども貸してくれる様々なプランがあるが、値段は10名様以上、20名様以上の団体で1人約2000円前半から3000円まででできる。
あるビーチでは、シーズン中は半年前から予約が入るくらい混んでいることも。