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今月、沖縄を訪れていた修学旅行生がノロウイルスが原因と見られる集団食中毒を起こしていたことがわかりました。県福祉保健部によりますと、ノロウイルスが検出されたのは宮城県から修学旅行で沖縄を訪れていた高校2年生です。

一行は今月12日から那覇や中部に宿泊していましたが、14日深夜に31人が下痢や腹痛、嘔吐などの症状を訴え25人が県内の病院で診断を受け、このうち3人からノロウイルスが検出されました。発症した高校生はいずれも軽症で、現在は全員が回復したということです。

また、このほかにも直接食事が原因ではないものの、ノロウイルス保有者の便や嘔吐物などから感染する集団発生も中部の老人福祉施設やほかの修学旅行生など、今月に入って3件発生していますが、今のところ重症者はいないということです。