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県内で2014年に入って初めてとなる結核の集団感染が八重山保健所管内で発生していたことが分かりました。

県によりますと、2014年2月、八重山保健所管内に住む50代の男性が微熱や血痰などの症状から医療機関を受診、検査の結果、肺結核と診断されました。

この男性は2013年10月、中部保健所管内にある医療機関に他の疾患で入院する際胸部のレントゲンで異常が確認されていましたが、精密検査を受けていなかったということです。

男性が排菌者であることが分かったため家族や職場、そして入院していた医療機関で接触した人を調べたところ、1人が発病、16人が感染していたことが分かりました。

県内では毎年200人以上の結核患者が確認されていて県では、結核は昔の病気ではないとして咳や痰などが2週間以上続いた場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。