こんにちは、スポーツです。きょうは、ブラジルサッカーに挑む若きプレーヤーたちを紹介します。高校生ながら、常に上のレベルを目指し現在、ブラジル・プロリーグのユースチームにサッカー留学をしている彼らに先月、出発前に、その意気込みを聞きました。
山川デション君「高まっています、ワクワクしています102433〜⑥本物からサッカーを教えてもらった方が成長するなと思って。」
先月29日、ブラジルへの出発前日。期待に胸を膨らませるのは、前原高校2年・山川デション君。山川君は小学4年生からサッカーに打ち込み、自分の力を試してみたいと、同じチームで一つ年下の比嘉克伍(けいご)君とともにブラジル行きを決めました。
山川デション君「楽しそうみたいな、あと飛行機の乗り継ぎの話とかメイン。危ないなみたいな俺たち。
国際線に乗るのも初めてな高校生。しかし、サッカーの実力は、高校生離れしています。2人が練習を積んできた、ボアソルチ・サッカースクール。ボアソルチとは「幸運」を表すポルトガル語。
ここで指導をしている喜久村優(ゆう)さんはブラジルのトップチームでプロとしてプレーをしていた経験があります。その喜久村さんの指導のもと、山川君らはサッカーに打ち込んできました。また、スクールの練習以外にも…300段の階段ダッシュを1日10本、それも休まずに一気に取り組みます。
山川デション君「やりたくないけど、やらないといけないから、やらないと上にいけないから。」
一途にうまくなることを目指してきた山川君。その成果は確実に表れ昨年度、沖縄県フットサルリーグでは得点王、さらに、社会人チームに入ってプレーをしても引けを取らないほどになりました。
成長を続ける山川君らに、さらに力をつけてもらおうと喜久村さんが、ブラジル・プロリーグのユースチームを紹介。そこには、先にブラジルへと渡り現在アンダー20で活躍している知念皇大君もいます。
知念君は体こそ大きくないものの、それを補うスピードやテクニックを持っており既にブラジルでも高い評価を得ている選手です。山川君は、その先輩を追いかけながらそして比嘉君は2人に負けないように数か月間、サッカーの聖地で自分の力を試すことになりました。
比嘉克伍くん「仲間ではありますけど、ライバルとしてもちゃんと自覚を持って学べるところは学んでいきたいですし、追い抜くような意識を持って頑張っていきたいです。」
2人が挑むブラジルサッカーは結果がものを言う世界。少し不安はあるものの、その心では気合の方が勝っています。
山川デション君「俺にないものを全部、かけらでもいいから吸収して自分で伸ばしていくみたいな自分というものを作り上げていきたい。」
そんな2人の夢は
比嘉克伍くん「プロサッカー選手になって世界で活躍していきたいです。」
山川デション君「世界中から憧れられるプレーヤーになりたいです。」
大きな夢を追いかけ、若きうちなーんちゅ達がブラジルサッカーに挑みます。2人は今月初めからブラジルでサッカー留学を始め、今まさに奮闘中というところです。これからさらに力をつけ、いつか世界から注目されるプレーヤーとなる日が来るかもしれません!
以上、スポーツ部でした。