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石垣市で、交通事故に遭い保護されていた国の特別天然記念物のカンムリワシが22日、およそ９カ月ぶりに自然に帰されました。このカンムリワシは、３月に石垣市の県道で交通事故に遭い、うずくまっていたところを保護されました。
そして22日、およそ９カ月間に渡って治療やリハビリを行ってきた野鳥愛好家グループのメンバーたちが見守る中、山に放されました。放鳥されたカンムリワシには発信機と固体識別のためのリングが装着され、野生復帰が適正に行われているかどうか、今後も調査が続けられます。
石垣市ではえさを求めて道路上に出たカンムリワシが交通事故に遭うケースが多発しているということで、環境省では、走行時の野生動物への注意を呼びかけています。