※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
14-07-26-sp01

身長167センチ、その長い手足を使ったダイナミックなアタック!西原クラブのエースとして活躍する彼女は、何と、小学6年生!!

村岡琉唯さん。おっとりした性格で闘争心を感じられない。そんな監督の心配をよそにひとたびコートに立つと、見せるこの表情。12歳の少女は、立派なバレー選手に変身します。

小学3年生からバレーを始め、すぐに頭角を現した琉唯さん。その実力をかわれ、今年8月に開催される将来のオリンピック選手発掘の為の事業、エリートアカデミーの候補生に選ばれました。

古波津監督 「西原南クラブでは初めての大型167センチの身長、エーススパイカーでよく育ってくれました」

14-07-26-sp02

県内全130チームが参加した、新報児童オリンピックバレーボール小学生大会。ピンクのユニフォーム・エーススパイカー琉唯さん擁する西原南は、順調に勝ち進み、決勝戦進出。

決勝戦、青のユニフォーム西原南は浦城サザンスパークスと対戦します。第一セットを勝利し、迎えた第2セット。お互い譲らないラリーが続きます!

琉唯さん「みんなが繋いで拾ったボールを最後に確実に決めていきたい」

14-07-26-sp03

浦城クラブも負けてはいません。しかし最後は、エース琉唯さん。

琉唯さん「みんなが拾ってトスも上げてくれてみんなで優勝できたと思います。(将来の夢は?)全日本バレーボール選手です」

一方男子決勝戦は去年と同カード。去年の準優勝、雪辱を果たしたいさつきスピリッツでしたが、勝連クラブが2年連続の優勝を果たしました。琉唯さんが所属する西原南は、来月行われる全国大会に出場します。以上スポーツ部でした。

県内の力ある剣士が集う、沖縄県・剣道選手権大会。全日本選手権への切符がかかるこの大会に一際強い思いを持つ選手がいた。

上江洌貴大選手「毎年あと一歩のところで逃しているので」

14-07-26-sp04

上江洌貴大(うえずたかひろ)選手。数々の大会で優勝を果たすなど、その実力はトップクラス。しかし、この大会だけは、常にあと一歩のところで優勝を逃している。その上江洌選手を見守ってきたのが、同じ機動隊の剣道特別訓練員、キャプテンをつとめる山田義光選手。

山田義光主将「去年も「勝ちたい」という気持ちが強すぎて、落としているので本人にも昨日アドバイスをしたんですけどもいつも通りやれば絶対勝てると。」

いつも通りやれば勝てる―キャプテンからの言葉を胸に大会に挑む上江洌選手。しかし、迎えた3回戦、上江洌選手の対戦相手は……山田キャプテン。

上江洌貴大選手「頼れるキャプテンです(しかし)勝負ですので。」

山田義光主将「私も先輩の意地がありますので。越えてほしい半面、負けたくない。」

どちらも複雑な心境を抱きつつも、一度竹刀を合わせたら、一人の剣士として、譲れない。お互いに一歩も引かず、延長戦までもつれ込んだこの勝負を制したのは…

14-07-26-sp05

先輩を越え、上江洌選手が勝ち上がる。勢いに乗る上江洌選手は、その後も勝ち進み、自身3度目の、決勝の舞台に挑む。決勝戦らしい手に汗握る展開となった試合は決着がつかず延長戦へ。そして、延長4分でした。

目の前で何度も逃してきた優勝。今年はしっかりと掴み取った。

14-07-26-sp06

上江洌貴大選手「本当にやっとという、その言葉しかないです。諦めずに頑張ってきてよかったなと思います。」

山田義光選手「(全日本でも)いつも通りの剣道をすれば上にはいけると思うんで、自信持って思いきり暴れてきてくださいと言いたいです。」