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台風8号の通過に伴い、県民の生活にも大きな影響が出ています。上間貴大記者は「全便で欠航が決まっている那覇空港ですが、完全に閉鎖され人が立ち入れないようになっています」と話します。航空各社によりますと、県内の空港を発着する空の便は全便が欠航。那覇と各離島を結ぶ海の便も全て欠航となっています。

また、モノレールと本島を走る路線バスも全線が終日運休。沖縄自動車道と那覇空港自動車道も全区間で通行止めとなったほか、宮古島市では7日夜から、周辺の離島を結ぶ来間大橋と池間大橋も通行止めとなり、離島が孤立する事態となっています。

石橋知巳記者は「台風のため、小学校、中学校、高校の休校が決まっています。そのため、こちらの小学校では電気が消え、子どもたちの姿もありません」と話します。本島地方と宮古島地方、そして、石垣島地方では、すべての公立幼稚園と小中学校、高校と特別支援学校が臨時休校。また、これらの地域では、県立病院も救急窓口以外の診療科が休診となっています。

大矢英代記者は「私の携帯から八重瀬町役場にかけてみます」「現在おかけになった相手の通信機の電源が入っていない。またはネットワークの故障が発生していると思われます」八重瀬町役場では、8日午前4時ごろ、停電が発生。非常用電源により、防災無線やJアラートなどは復旧しましたが、電話回線はまったく通じない状態となりました。停電は県内のほかの地域にも広がっていて、午後5時現在、本島中南部を中心に、およそ9万5400世帯が停電しています。