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サンゴ移植シンポジウム
サンゴ礁の回復を目指して各地でサンゴの移植に取り組む人たちが一堂に会し成果や課題を報告しあうシンポジウムが13日名護市で開かれました。
環境の悪化で減少し続けるサンゴについては世界的に危機感が高まっていてシンポジウムにはおよそ100人の参加者が詰め掛けました。コーディネーターを勤めた名桜大学の西平守孝教授は「海の自然再生の力が弱まって、放置できない段階まできている。企業、自治体、研究機関が立場を超えて情報を共有しよう」と呼びかけました。
続いて八重山の「石西礁湖」で環境省が進めている事業や北谷町と恩納村で漁協を中心に進んでいる移植の成果について報告がありました。そして、インドネシアのバリ島で海岸の保全に関わる日本企業の担当者は西平教授と進めているサンゴの再生事業について説明し移植のノウハウが海外でも生かされていることが報告されました。