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沖縄戦当時、市民はどのように戦争へと駆り立てられたのか当時の教育や社会の様子を知る展示会が石垣市で開催されています。
「沖縄戦における住民動員」と題した企画展には、戦意高揚のため結成された国防婦人会の写真や出征する兵士を盛大に送りだす様子など、およそ270点の資料が展示されていて、国家総動員体制のもと社会や教育すべてが戦争へと傾いたことがよく分ります。戦争当時、祖母が婦人会活動で受けた感謝状を資料として提供した石垣市の浦崎賢市さんは、学徒隊として動員された自分の経験を振り返りながら展示に見入っていました。
この企画展は2月25日まで、八重山平和祈念館で開かれています。