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辺野古への基地建設に向け日米両政府は20日、名護市辺野古キャンプシュワブ沿岸部の、立ち入りを禁止する水域を大幅に拡大することを合意しました。
日米両政府は20日、日米合同委員会を開き、これまで沿岸から50メートルの範囲だった立ち入り禁止水域を最大で2キロまで拡大することで合意しました。立ち入り禁止水域の拡大をめぐっては、埋め立てに反対する市民らが、アメリカ軍の演習ではなく、工事を目的とした拡大は違法ではないかとして法的根拠を質していました。
しかし、20日の日米合同委員会の発表では、この水域を地位協定に基づき、アメリカ軍と沖縄防衛局が共同使用する形で合意することで、工事に伴う水域拡大の妥当性を示す恰好となっています。
政府は7月にも立ち入り禁止水域内でのボーリング調査に着手すると見られていて、埋め立てに向けた手続きが最終段階を迎えています。