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7月にも基地建設に向けたボーリング調査が実施される辺野古沿岸部で、絶滅危惧種のジュゴンの食み跡が多数確認されました。

「北限のジュゴン調査チーム・ザン」は18日にキャンプシュワブ沿岸およそ50メートルの場所で潜水調査を実施しました。その結果、1ヶ月以内のものとみられる50本以上のジュゴンの食み跡が見つかりました。

調査チームの鈴木雅子さんは「ジュゴンが生きているということは、豊かな安全な海で生活を営める環境があるということだから、そのことをもう一度思い返して」と話しています。

食み跡の発見は、この一帯で最近もジュゴンが活動していることを示していますが、7月からは政府がボーリング調査を始める見通しで、影響が心配されています。