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県内在住のお年寄りに対し支払われるはずの年金が、社会保険事務所の手続きの誤りで、5年にわたって停止していたことがわかりました。年金を受け取っていなかったのは浦添市に住む70歳の女性などです。

このうち浦添社会保険事務所は女性が提出した受給申出書に不備があったためそのまま放置していました。その結果、複数受給できるはずの年金の一つ、国民年金が4年6ヶ月に渡り停止、不払い額はおよそ200万円にのぼるということです。このほか北中城に住む78歳の男性もコザ社会保険事務所の事務処理の誤りで、2万9000円あまりの年金を受け取っていませんでした。

二つの社会保険事務所はふたりに対し判明直後に経過説明の上謝罪し、来月にも一括して支払うことで同意を得ています。コザ社会保険事務所では去年10月にも1万3000件にもおよぶ社会保険料の誤徴収があったばかりでした。