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国民一般から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加する「裁判員制度」のスタートを前に、裁判所の所長らが商工会議所を訪れ、企業の協力を求めました。那覇商工会議所を訪れたのは那覇地方裁判所の打越所長、那覇地方検察庁の五十嵐検事正と沖縄弁護士会の大城会長の3人です。
「裁判員制度」では、多くの企業や会社の従業員が裁判員に選ばれることが予想されます。打越所長らは「経済的な補償や特別休暇の設定などで、多くの人々が裁判に参加しやすい環境を整えてほしい」と経営サイドへの理解を求めました。
「裁判員制度」は平成21年スタートを目標に準備が進められていて、県内ではおよそ3500人に一人の割合で裁判員が選出されるということです。