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宜野座村漁協は5日、普天間基地の移設工事に伴う岩礁の破砕作業について、「承知できない」との文書を沖縄防衛局に提出しました。
岩礁破砕は、普天間基地の移設工事に伴って、岩盤やサンゴを掘削する作業で、沖縄防衛局が宜野座村漁協などに対し、意見を求めていました。
宜野座村漁協では、4日、理事会を開き対応を協議。5日、城間盛春組合長らが沖縄防衛局を訪れ、岩礁破砕は承知できないとの文書を提出しました。
城間組合長は「漁民もね生活かかってるわけですから漁業を生業としてるわけですから、簡単にはOKですと言うわけにはいかないということです。承知しないと言ってます」と話します。
また、宜野座村漁協は隣接する金武漁協と石川漁協から預かっていた影響が出た場合に補償を求めるとの内容の意見書も合わせて提出したということです。
一方、移設工事に向け政府が進めるキャンプシュワブ周辺海域の規制強化について、県水産課は5日までに、名護市や名護漁協の意見を求めています。県はこれらの意見を踏まえた上で、9日までに政府に意見を提出する予定です。