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琉球王朝時代、那覇の士族だった福地家に代々伝わってきた染織品など、工芸品の数々が那覇市に寄贈されました。

寄贈されたのは那覇市の福地唯次郎さんが所有する紅型や芭蕉布などの工芸品97点です。寄贈された品々は18世紀から19世紀の物で、保存状態もよく、大胆なデザインを配した色鮮やかな紅型衣装や絹のように細やかな繊維で編まれた芭蕉布の着物など、当時の暮らしや染織技術を知る貴重な資料となるものばかりです。

那覇市では、2007年7月に歴史博物館で公開する予定です。