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深刻な問題となっているゴミの不法投棄を防止するためレーダーで24時間監視するあらたなシステムの実験が始まりました。このシステムは沖縄総合通信事務所が行政や学識経験者、メーカーとで構成する検討委員会と開発しているものです。

不法投棄の場所となりやすい道路沿いの崖付近や畑の近くにセンサーとカメラを設置し、車の停車時間や不審な動きを察知してデータや映像を自治体など管理者に通報するもので、これにより24時間監視が可能になります。

今回は豊見城市内に機器を設置し車や人の動きに対するレーダーの感知能力を確認するものですが、今後は不審な動きに対し画像の録画や拡大で車のナンバーなどの特定も可能で、関係者は、違法行為防止への効果を期待しています。検討委員会では実験データをまとめ、実用化に向けた最終報告を取りまとめることにしています。