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那覇市の対馬丸記念館で、遭難者の救助にあたった漁船の乗組員の手記が、きょうから新たに展示されています。
手記は、対馬丸がアメリカ軍の潜水艦の攻撃を受けて沈没する際、救助にあたった漁船の乗組員、高知県の杉本寛さんが書き遺したものです。手記には、遭難者からの助けを求める声が、四方八方から響いたという救助現場のようすなどが記されています。
対馬丸記念館学芸員 慶田盛さつきさん「この方が救助した方がどういった気持ちで救助したのかとか、その後の気持ちも書いてありますので、この方が何を伝えたかったのかというのを皆様の目で見て、実際に感じてほしいなと思います」
手記は8月末まで展示される予定です。