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基地の現状を把握するため、仲井真知事は30日の朝から県内の基地に入り、それぞれの司令官クラスから部隊の目的など説明を受けています。

基地の視察は仲井真知事が2006年11月の就任後に要望し、年明けからそれぞれの基地と調整していました。仲井真知事は基地対策課や返還問題対策課の職員らとおよそ20人の視察団をつくり、普天間基地や浦添市にある牧港補給地区、返還された北谷町のキャンプ桑江跡地を訪れました。

県庁を出発前、仲井真知事はQABの取材に対して「基地やそこにいる部隊の存在意義は何なのか。もしかしたら、もうなくなっているかもしれない。その意義をしっかり確かめたい」と語りました。午後には北部のキャンプハンセンやキャンプシュワブを訪れ、キャンプハンセンでは、実弾射撃訓練場や都市型戦闘訓練施設とその移設予定地を視察し、キャンプシュワブでは普天間基地の移設予定地などを視察する予定です。