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伊江島でパラシュート降下訓練中のアメリカ兵が民間地に落下した事故を受け、伊江村と議会はきょう那覇防衛施設局を訪れて再発の防止を強く要請しました。

2月1日午前8時45分ごろ、米軍伊江島補助飛行場の東で、パラシュート降下訓練中のアメリカ兵6人のうち4人が基地の外に落下。この4人のうち1人はフェンスからおよそ600メートル離れた牧草地に落下しました。落下地点から最も近い住宅はわずか30メートルの距離でした。

1日の訓練は通常より高い3000メートルからの降下で、落下現場は当時風速10メートルの強風が吹き、アメリカ軍が悪天候を考慮せずに訓練を強行したことが事故の原因と見られています。

事故を受けて伊江村と議会は2日午後那覇防衛施設局を訪れ、再発防止と原因の究明、安全管理の徹底を申し入れました。伊江村議会では週明けの5日以降に臨時議会を開いて抗議決議を採択する予定です。