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沖縄ではこの時期、ウミガメが産卵のシーズンに入っています。ケガをしながらも産卵のため懸命に浜に上がったウミガメの貴重な映像が届きました。
3日、国頭村で撮影されたアカウミガメは、サメに襲われたものとみられ、甲羅ごと後ろ足の一部を噛み千切られています。
撮影した、日本ウミガメ協議会の嘉陽宗幸さんによると、このウミガメは産卵のため浜に上がったものの後ろ足がないために上手く穴を掘れず、他に最適な場所を探しましたが産卵できずに海に引き返したということです。
嘉陽さんは「ウミガメは神経質で、浜が汚れていたり、人が浜で騒いだりしていると産卵できずに引き返すこともある」とこの時期、浜辺を汚したり騒いだりしないで欲しいと呼びかけています。
このウミガメは5日午前4時頃、無事産卵し海に帰ったということです。