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2006年の一年間に県警に寄せられた暴走族に関する110番通報が、前の年に比べて大幅に増加していることが分かりました。
県警交通指導課によりますと2006年の一年間、県内で暴走族に関する110番通報は3488件と、2005年の1993件から1.7倍に増加しました。また、県警が把握した暴走族は42グループ・259人で、こちらもおととしに比べてわずかに増加しています。
通報が大幅に増えた要因について、県警では暴走族追放条例を制定する自治体が年々増えていて、それに伴い市民の意識が高まっているのではと話しています。
一方、検挙された暴走族の少年は162人で、こちらは逆に減少しました。検挙数が減った原因について、県警では、かつては組織化されていた暴走族が小規模になったほか、ナンバーの隠蔽など暴走行為も巧妙化したためと話していて、今後は路上での取り締まりを強化していく方針です。