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ピーチ・アビエーションの機体が海面に異常に接近した問題で、ピーチは1日、飛行の状況を記録している装置を運輸安全委員会に提出しました。
ピーチが提出したのは速度や高度、パイロットの操作などの情報が記録されているフライトデータレコーダーと、操縦室内の会話が録音されているボイスレコーダーです。
フライトデータレコーダーは長時間の記録が可能ですが、ボイスレコーダーは2時間程度しか記録できないため、社内規定に反して当日深夜まで機体を運航した結果、ボイスレコーダーの音声は上書きされてすでに消えていることが分かっています。
一方、30日から調査のため沖縄入りしている運輸安全委員会の調査官は、当日の担当管制官から状況を聞いたということです。
運輸安全調査員会の日野和男調査官は「それぞれがしゃべった内容、覚えている範囲で思い出してもらい、こう言いました、あとはパイロットの反応、パイロットの答える内容も覚えている範囲で言ってもらってそれを聞きました」と話していました。
調査官は1日東京に戻り、交信記録や飛行データなどの分析を本格化させます。