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地上デジタル放送が見られない状態が続いている先島の市町村との意見交換会が県庁で開かれました。地上デジタル放送のテレビ中継局について政府は放送事業者だけの経営努力だけでは建設できない地域の整備費用の一部を支援する方針を示しています。
しかし支援の対象はすでにアナログ放送を実施している放送局と条件を設けている為先島では見られないチャンネルが出てくる可能性があります。
意見交換会には国や県、宮古や八重山の4市町村、民間放送の担当者が参加、「宮古や八重山だけで10万人が住んでいる。地上デジタルが情報格差の解消を目的とするなら視聴できないチャンネルが出てくるのはおかしい」などの意見が相次ぎました。これについて県の竹内情報通信課長は「全てのチャンネルが見られるよう持ち帰って検討したい」と答えるに留めました。