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竹富町教育員会が政府の改正案にのっとり単独での教科書採択の方針を示していることに、文科省は法律の改正があっても竹富町は石垣・与那国と必ず1本化すべきだと県教育委員会が竹富へ指導するよう改めて強く求めました。
文科省の前川喜平教育局長は「採択地区の単位を市郡から市町村の改めると(略)これは共同採択の趣旨を変更したわけではありません」と話しました。
前川教育局長はこのように述べ、竹富町教育委員会が単独で採択するのではなく八重山地区として必ず1本化させるべきだと県教育委員会に指導するよう求めました。
諸見里教育長は「私自身としては八重山は一体であるべきというのは同感です(略)いくつかの観点からどうしても分離したいというのであれば尊重せざるを得ない」と話していました。
面談後の会見で諸見里教育長は「竹富町の意向を尊重する」という言葉を繰り返しながら、違法確認訴訟は現場を混乱させるとして避けてほしいと要請したことも明らかにしました。「違法確認訴訟はなんとかご遠慮願えないかとお願い申し上げました。それに対して竹富町の判断を見て決定するということでしたけれども」と話します。
県教育委員会では教科書採択地区の意向調査を行ない5月21日にも再編地区を決定する方針です。