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きのう、アメリカ兵が国道に向かって銃口を向けたこの異常事態に新たな事実です。海兵隊員は宜野座村の抗議を受けた後、現場を一旦離れましたが、村の職員がその場を立ち去るとまた国道沿いに移動して、県民に銃を向けていたことが分かりました。
これはきのう、宜野座村でアメリカ海兵隊の水陸両用車が訓練中に故障し、救援を待つ兵士10数人が国道沿いの茂みから銃口を向けていたものです。海兵隊広報部は「銃に実弾は入っておらず、保安のために周囲の警戒を行っていた」と説明しましたが、宜野座村の助役は警戒が必要なのは村民の側だと怒りを露わにしています。
宜野座村・仲宗根助役「住民としては非常に不安な場面に遭遇したと思っている。絶対にあってはならない」
宜野座村民「銃口を向けられるということはやっぱりびっくりする。これが空砲だろうが、実弾だろうが」
きのうは宜野座村の職員が午前9時半ごろ現場に駆けつけ、民間地域で銃を構えていた兵士らにすぐに立ち去るよう要求。兵士らは一旦故障した水陸両用車のある砂浜に退きました。しかし、その後兵士らは場所を移動し、数時間にわたって民間地域の茂みから国道に銃口を向けたということです。
宜野座村議会はあす、米軍基地関係の特別委員会を開き、海兵隊への直接の抗議など今後の対応を協議します。