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アメリカ海兵隊の兵士が国道を走る一般車両に銃口を向けた問題で、兵士らは宜野座村の抗議を直接受けたあと、場所を移動して国道沿いで県民に銃口を向けていたことが分かりました。これは13日、宜野座村でアメリカ海兵隊の水陸両用車が訓練中に故障し、救援を待つ兵士10数人が国道沿いの茂みから国道を走る一般車両に銃口を向けていたものです。
その後の調べで宜野座村の担当職員数人が午前9時半ごろ現場に駆けつけたところ、民間地域に10数人の兵士が侵入していたことから指揮官に抗議するとともにすぐに立ち去るよう要求していたことがわかり、指揮官の指示で兵士らは一旦、故障した水陸両用車のある砂浜に退いたということです。しかしその後兵士らは場所を移動し、数時間にわたって民間地域の茂みから国道に銃口を向けていて、宜野座村の担当職員は『全く異常な行為だ』と改めて憤りをあらわにし、県外出張中の村長にあす15日に報告し、対応を協議することにしています。