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北部訓練場内の東村高江区近くに計画されているヘリパッドの移設計画で、環境アセスの最終報告書がまとまり、21日から那覇防衛施設局など3ヶ所で公開されています。

最終報告書はおよそ2000ページで、工事に伴う進入道路の建設などで予想される赤土汚染の対応や、ヤンバルクイナなど希少動物の保全策のほか、住民の生活環境への配慮をアメリカ軍への環境教育資料に追加することなど、新たに出された知事意見7項目に対する事業者の見解が加えられています。

建設されるヘリパッドは直径75メートルの6ヵ所で、一部が集落にも近く、騒音や危険性などの不安を訴えている住民は「アメリカ軍がどれだけアセスの結果を実行するのか疑問だ」と不信感を覗かせています。環境アセスの報告書は3月22日まで閲覧できます。