※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
嘉手納基地に配備された最新鋭の戦闘機F-22の離陸時の騒音は現在の主力機のF-15を上回っていたことが分かりました。これは那覇防衛施設局の佐藤局長が22日の記者懇談会で明らかにしたものです。
施設局がきのう21日に実施した騒音調査によりますと新たに嘉手納基地に配備されたF22の着陸時の平均騒音は、騒々しい工場内と表現される90デシベルをはるかに超える98.5デシベルで、F-15は更に激しい101.4デシベルでした。一方、離陸時の騒音はF-22が113.1デシベル。F15は109.3デシベルとF-22の騒音が大きく、両方とも100デシベルをはるかに超える爆音でした。
アメリカ軍は『F-22はアフターバーナーを使用しないので騒音は比較的小さい』と説明していましたがその内容は食い違っています。一方、名護市キャンプシュワブ沿岸部への基地建設に向けて那覇防衛施設局が県の同意を得る前に入札など具体的な調査業務を始めたことについて佐藤局長は『今後も県の理解を得られるよう努力する』と繰り返しました。