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消費税引き上げの影響もあって、2014年4月に入り県内のレギュラーガソリンの平均店頭価格がおよそ6年ぶりに160円台を突破しました。車やバイクの利用者たちからは苦しい声が聞こえています。
ガソリンスタンドの利用者は「162円もするんですね(値上がり前と比べてどうですか?)いや、高いっす」
日本エネルギー経済研究所によりますと、県内のレギュラーガソリンの平均店頭価格は2014年4月7日時点で162円50銭で、3週連続の値上げとなりました。ガソリン価格が上がっても、店の利益にはならない消費税。
売り上げにも影響を与えているようです。ガソリンスタンドの従業員は「2割ぐらいは(客が)減っていますね」と話していました。
一方、スーパーの買い物客たちにとってもガソリン代の値上げは大きな悩みの種になっているようです。
スーパーの買い物客は「重たいものとか食材とかあるんで、そういうのは車じゃないと運べないんで。(スーパーでも)いつも100円で買えていたものが買えなくなったりしているので」と話していました。
取材した大矢記者の「それに加えてガソリンっていうのは生活面(打撃が)きていますか」との質問に買い物客は「そうですね、きていますね」と答えていました。
ガソリン価格が160円台を突破したのは、世界的な石油価格高騰を招いたサブプライムローン問題以来、5年6ヵ月ぶりです。
日本エネルギー経済研究所石油情報センター調査役の石塚隆さんは「原油価格(の高騰)と為替(円安)。こういう情勢が続く限り、この高い価格は続くんじゃないかと見ています」と見通しを示しました。
車社会の沖縄。ガソリンの値上がりは今後の県民の生活に影響を与えそうです。