※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

宜野座村でアメリカ兵が国道に向かって銃口を向けた問題に対する22日の国会での久間防衛大臣の発言に、地元は反発を強めています。

この問題は今月13日、宜野座村松田区の国道脇で、海兵隊の水陸両用車が故障し、海兵隊員10数人が車両を守るように、民間地の国道に向かって銃口を構えていたものです。

久間大臣は22日の衆議院安全保障委員会で「ぱっと反射的にそういう(銃口を向ける)態勢をとったんだろうと思う。軍人としていいか悪いか別の判断があるかもしれない。車から降りたときに、とっさに周りを警戒するという習性を持っている人とそういうことのない人との違い」と答弁していました。

ただ兵士らは、宜野座村の担当者の指摘を受けて一度は現場を退いたあと、再び別の場所で数時間にわたって国道に銃口を向けていたことがわかっています。

久間大臣は答弁の中で、住民に不安を与えたということで防衛施設庁を通してアメリカ軍に申し入れをしていると強調していますが、地元では認識の違いがありすぎると話しています。