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県内の多くの教職員が自宅への持ち帰り業務を余儀なくされるなど業務過多の状態にあることが分かりました。これは、勤務時間や職場の悩みなどについて把握するため県教育庁が7月に実施した調査で分かったもので、県内の教職員全体のおよそ8割が回答しました。

その結果、全体の65%の教員が勤務時間外に授業の準備や研究、部活指導などのため1時間から3時間の業務を行っていて、過半数が自宅でも仕事をする「持ち帰り業務」を行っていました。

また、「過去5年間にパワーハラスメントを受けたことがある」と答えた教員も全体の14%にのぼっています。県教育庁では、「業務過多やストレスが教員の精神的な疾病につながる可能性もある」として相談窓口の設置や業務の見直しに努めたいと話しています。