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14-04-10-04

辺野古区に動きがありました。仲井真知事が基地建設に伴う埋め立てに承認したことを受けて地元・辺野古区が補償を求める要請文を県と名護市、沖縄防衛局に送りました。

辺野古区では9日夜、区の代替基地特別委員会を開き要請について話し合いました。要請内容としては区民に一時金を支払うこと、軍用地料を普天間基地の水準に引き上げること、道路や下水道処理施設を整備すること、航空機騒音に対応することなど13項目が盛り込まれているということです。

正式には来週14日に要請する予定ですが、文書は10日までに3カ所にファクスで送られました。

今回の要請は仲井真知事の埋め立て承認が影響したもので、2013年、反対派の支持も得て当選した嘉陽区長は「現実的な対応をしていこうと委員会が決めたこと」苦しい胸のうちを明かしています。

区内には反対している人も多く埋め立てに向けた手続きが着々と進められるなか、区民の苦悩は深まっています。