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沖縄の伝統楽器といえば三線ですよね。その美しい音色に癒される人も多いと思います。3月28日県内の職人が手がけた三線の中から、最も美しい一丁を選ぶコンテストが県立博物館美術館で開かれました。

県立博物館美術館が今回初めて開いた「ティーワジャコンテスト」には県内の職人たちが半年から1年かけて制作した三線56丁が並びました。中には、貝殻で鶴と亀がほどこされた棹や、一風変わった形のカラクリなど、伝統の中に職人の個性が光ります。

審査をするのは、三線の鑑定士たちで、棹のそり具合や、全体のバランス、音色などを細かく審査していました。審査員のひとりは審査は難しいですかの問に「難しいですよ、はい」と答えまた、別の審査員は「人間でいうと足と胴体と頭のバランスがいいか、これはカラクリといいますが、ちゃんと手が入るように上手く出来ているかを見ますね」また、素人には何がすごいのか全然分からないですけどという問いに笑いながら「上等の音が出ればいいですよ」と答えていました。

最も美しい三線にはどれが選ばれたのか、結果は3月30日に県立博物館美術館で発表されます。