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八重山地区の教科書問題で、県の諸見里教育長は、26日、教科書無償措置法の改正案が成立すれば採択地区設定の権限は県教育委員会にあるとの見方を示しました。

25日、県選出の国会議員でつくる「うりずんの会」の要請の中で、文科省の前川初等中等教育局長は教科書無償措置法が改正されれば採択地区の設定について、「具体的に判断する権限を持っているのは、県教育委員会」との見解を示しました。

これを受け、諸見里教育長は26日、「正式なコメントはないんですが、たしかに県教育委員会に権限があるという改正にあると考えている」と答えました。

前川局長はまた、「政権交代後、文科省がより強い指導を行うようになったのは事実」とも述べたということです。

その一方、文科省の下村大臣は、25日の会見で国の是正要求に応じないとした竹富町の対応について、「遺憾だ」と批判しています。