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戦後沖縄の文学界を担った小説家・船越義彰さんが急性肺炎のため亡くなりました。81歳でした。

船越さんは3月2日の早朝から体調をくずして入院していましたが、そのまま意識が戻らず、5日午前1時20分、急性肺炎のため亡くなりました。81歳でした。

船越さんは1925年那覇市に生まれ、琉球政府やKDDに勤める傍ら、作家としての創作活動を続け、「船越義彰詩集」、「きじむなあ物語」、「スヤーサブロー」など、沖縄の心を表現する詩や小説を多く発表しました。

1981年には沖縄タイムス芸術選賞大賞、翌年1982年には山之口獏賞を受賞するなど、沖縄文学界の第一人者として活躍していました。告別式は7日水曜日、那覇市で行われます。