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アメリカ軍キャンプ瑞慶覧の海軍病院関連施設の移設に伴う文化財調査の最中に、地中からドラム缶12本が見つかったことを受け、沖縄防衛局は18日、現場の土壌調査を始めました。
ドラム缶が見つかったのはキャンプ瑞慶覧の海軍病院に隣接する場所で、18日午前8時すぎ、沖縄防衛局の職員らが調査のため現場に入りました。
ドラム缶は2013年10月ごろ、沖縄防衛局の委託を受けて文化財調査を実施していた宜野湾市教育委員会が発見したもので、これまで12本が確認されていますが、腐食や破損が酷い状況です。
調査に入った沖縄防衛局移設整備課稲葉正成課長補佐は「準備ができ次第、午前中にも調査を始める。埋まっているものを引き出したりという作業になるかと思う」と話していました。
沖縄防衛局では18日と19日の2日間、ドラム缶の付着物や周辺土壌などを採取し、ダイオキシン類やＰＣＢ、金属類などの汚染を調べることにしています。