※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

国際会議や見本市など、MICEの沖縄への誘致について考えるシンポジウムが、17日那覇市で開かれました。

シンポジウムで、県の前田光幸観光政策統括監はMICEを誘致するメリットについて、季節に左右されない安定した需要があることやビジネスマンや研究者といったMICEの参加者は、一般的な観光客よりも食事や、宿泊費などでより大きな消費単価を見込めることなどを紹介しました。

また、野村総合研究所の岡村篤さんは、世界中の国がMICEを誘致しようと、自国の観光名所や文化施設などを会場にしてイベントの魅力を高める「ユニークべニュー」という取り組みを重視していると紹介。「沖縄にもこうした観光資源がある。どう提供できるかを考えることが必要」と沖縄ならではのMICEをつくりだすことの重要性を強調していました。