※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
精神的なケアをしてあげたい。夫を犯罪で亡くした女性が県内で初めて犯罪被害者の会を立ち上げ、3月24日にシンポジウムを開きます。代表を務めるのは川満由美さん。2005年2月、帰宅中の夫が当時自衛官の男に襲われ現金を奪われたうえ、傘で刺され殺されるという残忍な事件に巻き込まれました。悲しみの果てに藁をもつかむ思いで全国の被害者遺族と出会い前を向き歩けるようになった経験から2006年9月、犯罪被害者支援団体「ひだまりの会おきなわ」を設立しました。
代表の川満さんは「私自身とにかくどこかに助けを求めたいという気持ちになった。事件当時はエネルギーがなく、県内で(精神的に)ケアできる機関が必要だと思う」と語っていました。『ひだまりの会』は最初の活動として全国から被害者遺族を招いてのシンポジウムを3月24日に開きます。川満さんは、被害者遺族が心の安らぎを取り戻せる場所として根付かせていきたいと話しています。