※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
食中毒を引き起こす魚フエダイやハタ類の毒素、シガテラ毒について全国の研究者が集まっての発表会が南城市で開かれました。この発表会はシガテラ毒の解明と食中毒の予防、神経科学の研究の成果を披露しようと開かれました。
シガテラ毒を持つ魚にはヤマトゥビーやバラハタ、アカマダラハタなどがあり、その多くが沖縄の近海魚で食べると下痢や嘔吐、しびれや脱力感といった強い食中毒の症状が表れます。発表会ではシガテラ毒の毒性を解明し、食中毒に対応した抗体や薬の研究開発の取り組みが発表されました。
また沖縄の研究チームはシガテラ毒を持つ近海魚の調査結果を基に、釣り人や漁協、市場などへ判別方法などを知らせる必要性を指摘しました。