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沖縄の歴史や文化、昔の人たちの暮らしぶりを今に伝える貴重な資料を集めた展示会が那覇市の県立図書館で開かれています。この展示会は県立図書館が開いたもので、昨年度収蔵された文書や雑誌、絵図など181点が紹介されています。
なかでも珍しいのが、沖縄学の父・伊波普猷の妻・冬子さんが夫の普猷について書いた直筆の原稿で、お酒が好きだった普猷が時おり、酔っぱらいの真似をしていたというユニークなエピソードが記されています。
また、マラリアについてよく分かっていなかった明治23年に石垣島で風土病として調べた文書や、明治時代に八重山の全ての集落を描いた絵図など、当時の離島の様子を知る貴重な資料もあります。展示会は3月19日まで開かれます。