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服用後の異常行動が多数報告されているインフルエンザの治療薬、『タミフル』の10代への投与が21日から中止されました。県内では先月からインフルエンザの患者数が急増。先週末で患者数は2100人を超え、それに伴い病院でのタミフルの処方も増加していました。
厚生労働省が処方を中止したのは異常行動が多く親などが制止しにくい10代に限定され、10歳未満についてはインフルエンザ自体による死亡例も多く、タミフルを服用する必要性が残されていると今回、使用の中止は求めていません。現時点でほぼ唯一の特効薬とされるタミフル。10代への使用中止によって今後、感染者が増えることが想定されタミフルと異常行動との因果関係の解明が待たれます。