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名護市辺野古の基地建設予定地で実施する環境への影響を調べる事前調査について、那覇防衛施設局は県の同意を求めました。

施設局の岡田施設部長は27日夕方、県の土木建築部を訪れ、国が名護市辺野古の基地建設予定地で独自で行う事前調査について、県の同意を求める協議書を提出しました。協議書には辺野古沿岸域でサンゴの産卵調査や気象調査などが盛り込まれています。

仲井真知事は協議書の受理について「国による事前調査は沿岸域の広い範囲で行われ、V字型滑走路を沖合いにずらすよう求めている名護市の考えにも対応できる」として容認する姿勢です。

また、施設局の佐藤局長は「普天間基地の一日も早い返還のため、来年10月末までに事前調査を終えたい」とコメントしています。