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多くの映画ファンに支持されている映画雑誌「キネマ旬報」の年間ベストテンの表彰式が8日夜東京で行われ、QAB制作の「標的の村」が表彰されました。毎年、映画ファンの注目を集めているキネマ旬報の年間ベストテンで「標的の村」が文化映画部門で第1位を獲得し、表彰されました。
表彰式で、監督を務めた三上智恵アナウンサーは「何とか世界に伝えていく方法、ローカル電波を越して伝えていく方法はないかともがいたあげくに映画という手法があるんじゃないかと乗り出したのが、ちょうど去年の今頃でした。まさか、いま2万人を超す方が見てくださっている作品になりましたが、沖縄が発するSOSを一番受けとめてくれたのは映画ファンだったということで感激でいっぱいです」と感謝と喜びを表しました。
オスプレイ配備の経緯と県民の抵抗など基地問題を描いた「標的の村」、全国の劇場での観客は8日現在、およそ2万2000人となっています。