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対人関係や社会性などに障害を抱えるアスペルガー症候群の専門医が、2日、那覇市で講演しました。講演会には高機能自閉症やアスペルガー症候群といった発達障害の権威で浜松医科大学の特任教授・杉山登志郎さんが講師として招かれました。
杉山さんは、他人とのコミュニケーションが苦手な発達障害の子どもたちは学校でいじめを受けたり、親から虐待を受けたりする例が多いことを報告しました。
また逆に、幼い頃から虐待を受け続けた子どもたちが生育過程で発達障害を抱えてしまう例もあることを指摘。発達障害を持つ子どもたちはもちろん、その保護者についても丁寧にケアしていくことが重要だと訴えました。