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普天間基地の名護市辺野古への移設について仲井眞知事は、改めて「かなり時間がかかる」との認識を示しました。
仲井真知事は「辺野古というものがかなり時間がかかるものだろう」「地域とよく調整をしながら進めていく過程というのは、前と同じようにそう容易なものではない」と話します。
24日の定例記者会見で、仲井真知事はこのように述べ、辺野古移設には時間がかかるとの認識を改めて示しました。
一方で、政府に求めている普天間基地の5年以内の運用停止については、「防衛省内に作業チームも出来て、政府も実現に向けてとりかかっている」として移設とは切り離して実現してもらいたいとの認識を示しました。
一方、安倍総理は施政方針演説で、那覇空港の第2滑走路の着工費に加え3000億円を確保すると、政府の振興策をアピールし、名護市辺野古への移設計画については速やかに進めたいと強調しました。
そして沖縄防衛局は、24日、辺野古への移設工事に向けた陸上部分のボーリング調査や測量を行う業者を募る一般競争入札を公告しました。
国は3日前にも別の3件の入札を始めていて、埋め立てに向けた準備を着々と進めています。