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参議院補欠選挙がきょう告示され3人が立候補を届け出て、17日間の選挙戦がスタートしました。立候補したのは会社代表の金城宏幸さんと、社民、社大など野党が推す前の連合沖縄会長の狩俣吉正さん、自民、公明が推す前の那覇市議会議員の島尻安伊子さんの3人です。

3人の立候補者は早速、街へ出て有権者に支持を訴えました。

ここからは担当の金城記者に聞きます。金城さん、いよいよ選挙が始まりました。狩俣さん、島尻さんの事実上の一騎打ちとなっていますが、2人とも新人、どういった経歴の持ち主ですか?

狩俣さんは宮古島出身で、自治労県本部の委員長、連合沖縄の会長として労働運動、労働問題に精通した方です。一方の島尻さん。宮城県出身ですが、那覇市議会議員を2期務め、教育問題や子育て問題などに取り組み、今回、与党から推されて立候補した方です。

さて今選挙の争点は?

こちらをご覧下さい。憲法改正、格差社会、基地、経済といった問題が争点です。特に憲法改正問題。現在、国会で審議が行われている憲法改正のための国民投票法案は、この選挙の当選者が国会で真っ先に直面する重要な法案です。その重要法案を審議するための人を選ぶのが今回の選挙です。

そして、あらゆる分野で進む格差問題をどうするのか。また県内では普天間の移設の是非、全国平均2倍の失業率問題など、これら重要な問題を国政の場で問う選挙でもあるわけです。

今回の選挙、中央政界も注目しているようですが?

補選は沖縄と福島の2つです。この2つの議席とも野党の議席でした。この2議席を与野党、どちらが獲得するかで、7月の参院選に大きな影響を与えることになります。現在のこの国が抱える問題の縮図が沖縄亜デあり、沖縄での今回の選挙の行方、全国の関心の的でもあるといえます。

金城記者に聞きました。きょうから17日間の選挙戦が始まりましたが、ステーションQではあすからシリーズで候補者の政策や戦いぶりをお伝えします。投票日は22日で即日開票されます。