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14-01-12-01

普天間基地の辺野古への移設を最大の争点にした名護市長選挙が12日、告示されこれまでに現職と新人の2人が立候補を届け出ました。名護市長選挙に立候補しているのは、届け出順に、前の県議で新人の末松文信さん(65)と現職の稲嶺進さん(68)の2人です。

このうち、辺野古移設を推進する前県議・末松文信さんの出陣式には仲井真知事や自民党本部の役員などが訪れました。末松さんは支援者の前で「普天間飛行場の辺野古移設について政府において着実にこの事業を進めて頂くことを期待し私どもも協力していくことをお誓い申し上げます」と訴えました。

また、辺野古移設に反対する現職の稲嶺進さんの出陣式には革新系の国会議員など多くの支持者が詰め掛けました。稲嶺さんは「辺野古の海にも陸にも新しい基地を作らせないということでスタートしたのが名護市長選挙。新たな決意を示す気概が、覚悟が求められている」と訴えていました。

今回の名護市長選挙は普天間基地の辺野古への移設問題が最大の争点となっていて2013年末の仲井真知事の埋め立て承認判断を市民がどうとらえるのか改めて問われるものとなりそうです。有権者は4万6665人。投開票は19日に行われます。