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自民党県連は、6日の那覇市議会で知事の埋め立て承認に抗議する意見書に賛同した県連所属の那覇市議らに対し、処分を検討していく方針を明らかにしました。
自民党県連の新春の集いには移設容認に方針転換した県連幹部や国会議員らが顔をそろえ、辺野古移設や今月の名護市長選挙に一致団結して取り組むことなどを確認しました。
壇上に上がった比嘉奈津美衆議院議員は「（容認に転じた会見の）この日がきっと笑ってと言いますか、これで良かったんだという話ができる時が来ることを信じて、それに向けて頑張っていこうじゃないかということを誓い合いました」と話しました。
そして、国場幸之助衆議院議員は「政治というものは、イデオロギーもアイデンティティも大切です。しかし私たちは保守の政治として理想と現実を繋いでいくリアリティを考えなければいけない」と話していました。
また宮﨑政久衆議院議員は「仲井眞知事の昨年末の苦渋の決断を支持したいと思っています。皆様に一つだけお願いがあります。仲井眞知事を一人ぼっちにしないで欲しいです」と話します。
一方、これに先立ち開催された議員総会で県連は、那覇市議会できのう採決された知事の埋め立て承認などに抗議する意見書に賛同した那覇市議に対し、処分を検討する方針を確認しました。
自民党県連照屋守之幹事長は「県連の役員会で改めて、（意見書に賛同した議員の）県連の対応を話し合いをすることになろうかと思います」と話します。
県連が処分を検討することは他の市町村で抗議の声が上がらないようけん制する狙いもあるとみられ波紋を広げそうです。