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辺野古への埋め立て申請に関する知事判断が今週とも見られる中、県の幹部が上京し入院中の仲井真知事に対し判断の材料となる事務的な審査の状況を報告しました。
仲井真知事が検査のため入院している都内の病院には午後2時前、又吉知事公室長や當銘土木建築部長などが訪れました。
幹部らは、政府の辺野古沿岸部の埋め立て申請について公有水面埋立法の6項目の基準に従って適合しているか適合していないか審査状況を報告したということです。
このうち環境保全や災害防止に配慮されているかの項目に関しては審査が終わっていないとして明確な結果は示さなかったということです。
當銘土木部長は「特に環境保全対策については、ジュゴンやウミガメ、外来生物いろいろあるので、そのことについても私どもの方から、今の審査の状況について説明させて頂いたところです」と話します。
一方、先日県が政府に示した普天間基地の5年以内の運用停止などの基地負担軽減策についても政府から近く回答がある見通しです。
又吉知事公室長は「私は仲井眞県政の7年間やってきてなかなか進んでないというものを最後の一年に込めたと理解している。その回答の仕方も、これまで軍転協の回答などあったが、そういうもの超えてやはり、政府としての決意の示し方があるのではないかと」と話していました。
事務的な審査も今週中には終わる見通しで、その後は政治的な要素も踏まえた知事の総合的な判断が示されます。